島根県松江市朝日町478番地18 松江テルサ別館2階
「正しいものを正しくつくる」をブランドプロミスとして、従来の受託ソフトウェア開発に生じがちな課題の解決を図るギルドワークス株式会社。その代表取締役である 市谷聡啓氏 、新たに関西チームにジョインされた 前川博志氏 、さらには開発現場コーチとしてご活躍中の 中村洋氏を講師に招き、 ギルドワークスの開発のはなし をご講演いただきます。
時間 | 講演者 | 講演テーマ |
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19:00-19:40 | 市谷 聡啓 氏 | 「正しいものを正しくつくる」ための開発とは?〜顧客開発とアジャイル開発の実践〜 |
19:40-20:10 | 前川 博志 氏 | 「正しくつくる」現場をつくる、ギルドワークスの現場改善 |
20:10-20:40 | 中村 洋 氏 | 「正しいものを正しくつくる」現場に越境していくための対話 |
「正しいものを正しくつくる」とは、現場に期待される最も理想的な開発のあり方といえます。そこへ向かうことは大いなる高みを目指す決意にほかなりませんが、どのような取り組みができるのでしょうか。今回はギルドワークスという会社の取り組みについてご紹介致します。キーワードは、正しいものを探すための価値探索(顧客開発)と、正しくつくるためのアジャイル開発です。
ギルドワークスでは開発と併せて、「現場コーチ」として色々な会社の開発現場を改善に取り組んできました。
これまでは、チームビルディングやファシリテーションなどを中心とした改善を行ってきましたが、今年4月からは新メンバー前川が中心となって、CIやテスト自動化など、技術サイドからの現場改善もスタートさせています。アジャイルの「ライトウィング」と「レフトウィング」を兼ね備えた現場を作るために、今ギルドワークスが行っている取り組みを紹介します。
「正しいものを正しくつくる」には、様々な制約や組織の枠組みを乗り越えることも必要です。ギルドワークスではこれを「越境する」と呼んでいます。
しかし、現場の課題などが重力となり越境を妨げていることもあります。そのような現場に「現場コーチ」として自らが越境できるように取り組んでいます。
この時間は、越境を妨げる重力(悩み事や課題)について、ギルドワークスの経験を元にお答えしたり、皆さんと一緒に考えていき、「正しいものを正しくつくる」現場に越境できるヒントを見つけることができればと考えています。
ギルドワークス 代表。
SIとサービス開発、性質の異なるシステム開発の経験を経て、利用者にとって価値をもたらすシステム開発を追求するべく、アジャイルな開発と向き合い続けている。システム開発を取り巻く環境の改善や推進を目的に開発コミュニティDevLOVEを2008年から立上げ、主催している。2014年4月よりギルドワークス株式会社 代表。
訳書に『リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営』がある。
Blog The Dragon Scroll
Twitter @papanda
ギルドワークス 所属。
ALMエンジニア。サービス全体を見通し最適化する「鳥の目」と個々の作り込みにこだわる「蟻の目」、両方の目を大切にし、サービスデザインから設計・コーディング・テストまでのライフサイクル全体に関わる。
Microsoft MVP for Visual Studio ALM(2013/10 〜)。
分析計測機器の制御システム、電子カルテシステム などの開発実績を有する。システムテスト自動化カンファレンス、JaSST関西、Agile Tour Osakaほか、講演実績多数。
Twitter @posaune
ギルドワークス 所属。
スクラムマスター。「お客様含めたチームがより良い仕事をできるように」を第一に考え、チームビルディングやファシリテーション、アジャイル開発のマネジメントを得意とする。様々な規模のSIer、事業会社でのシステム開発を経て、現場コーチに。
精密器機メーカー向け買掛システム、精密器機メーカー向け受発注システム、製造業向けの品質管理システム などの開発実績を有する。Developers Summit2014、Developers Summit 2014 Kansaiほか、講演実績多数。
Twitter @yohhatu